探偵業者の誇大表現に注意してください。

探偵業者を選ぶ際は、インターネットで探偵業者の取り繕った一面を見るだけではなく、探偵業者としての活動実績を多方向から焦らずじっくりと見直す目が重要だと思います。ましてや調査料金だけで選んで「安かろう悪かろう」では、取り返しのつかない事になります。

探偵業者のなかには、ホームページなどで誇大表現を大盛りにしているところがあります。

探偵業No1・トップクラスなど最上級の表現や明らかに法人ではない者が「会社」と誤認させる可能性のある表現を多く見かけます。このような書き方は、お客様から詐欺行為と指摘され、契約の無効・取り消しを訴えられる可能性があります。 個人事業主と法人は大きく異なりますが、お客様の信用を得ようとするあまり、自分を大きく見せる行為は好ましくありません。

商取引では、当然、相手が法人であるかどうか、事業規模や社歴はどの程度かということを判断材料にされる事がありますが、探偵業者は、風呂敷を広げた表現は慎むべきでしょう。

何よりも探偵業は、事実関係を調査する職業です。その探偵業者自身が、客観性のない誇大表現を使用したり、会社のように思わせる事は、自ら信頼性を失墜させることなのです。

長年、沖縄県の探偵業界を内部から見てきた一探偵業者としては、そんな探偵の誇大表現を見ているとたいへん恥ずかしくなります。お客様を惑わすまやかしの営業で積み重ねた経験は、悪質を極める事です。正直な探偵業者の活動実績こそが、真の経験値と技術力を高め、そして、証拠力・立証力を強めるのです。