探偵調査業界の現状

平成19年6月1日に「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行され、早、半年が経過しました。
探偵業者は、各都道府県公安委員会への届出が必要になりました。そして適格要件が設けられ暴力団や遵法意識が乏しい者等の参入が出来なくなりました。
現在(9月中旬調べ)、全国に3,307件の届出が有るようです。経営形態別では、個人:2,166件、法人:1,141件になっています。沖縄県内には、32件(個人:25件法人:7件)の届出が有ります。
しかし、残念ながら、未だに同法律の理解すら出来ていない業者がいるのです。
先日来、各地で12件、19名が同法違反で逮捕されました。なぜこの法律が出来たのか、背景にはどの様な問題が起こっていたのか、全く学習出来ていない者達です。この業界で健全な業務を行い誠実に生きてきた者にとって大変恥ずかしく、また、本当に悔しい出来事です。
我々は普通のサービス業ではありません。お客様の内密で特別な事項を扱うのですから、常に、プロとしての見識と何よりも高い倫理観を持たなければならないのです。
当社も社員一同、自己研鑽を怠らず、”お客様の生活が明るく穏やかになる” そんなお手伝いをさせて頂く事を誇りに日々業務に励んで参ります。
そして、近い将来、この業界全体が社会により認知される事を切望し協会活動にも尽力する所存です。