沖縄の遅い梅雨入り

先日、沖縄県にも梅雨入り宣言が出されました。

九州地区より遅い梅雨入りは大変めずらしい事ですね。

例年の沖縄では「うりずん」の季節はとっくに過ぎています。

「うりずん」とは、梅雨入り前の「潤い初め」が変化したものです。

沖縄の県花「でいご」の花も咲き、動物も植物もとても活性が高まる時期です。

大型魚が、産卵で浅瀬に集まり、私のような陸っぱりの釣り人には絶好の季節でもあります。

そんな折、企業の信用調査で石垣市へ出張してきました。

この時期は、観光客も少なく空港も閑散としていました。

市内も静かで住民の方々にとっても静かな休息の一時なのでしょう。

数年前まで石垣市では、都会から流れて来た半グレ集団が住みついて繁華街を支配したりいろんな問題を起こしていましたが、地域住人と行政の根気力でグループを撤退させる事ができました。

当方も調査でお邪魔する度に大変親切にしていただき、八重山地域の皆様の誠実さを痛感しております。

尖閣諸島の問題や台湾の国際情勢など大きな問題に直面しながら、平穏で秩序の高い地域社会を守っている市民の方々が、とても明るく大らかであることに感動しました。

糸満ハーレーの鉦も鳴り、梅雨明けも近いでしょう。皆様も明るく大らかにそして安全にお過ごしください。