笑顔が集うところ

沖縄では、とっくり木綿の花が満開です。毎年この時期になると沿道を鮮やかなピンク色に彩ってくれます。幹は、徳利のように膨らみがあり鋭いトゲが生えています。春には実が割れて純白の綿に包まれた種が風に舞い落ちます。花言葉は、信頼、尊敬、偉大、崇高、優秀だそうです。
ハイビスカスと同じ5弁花ですが、花びらは細長くシベとガクの形が合わさり「笑」の文字に見えます。笑顔が集う木に見えませんか?そんな木の近くの家にとても明るい家族が住んでいます。両親と中学生の長女と小学生の長男と二女の五人家族です。子供達と下校時に出会いお帰りなさいと声を掛けると三人とも「ただいまです。」と、立ち止まって笑顔で挨拶をしてくれます。夜には姉弟三人で道着を着け、元気に駆け出して行きます。近くの空手教室に通っているようです。両親も聡明な方のようで腰が低く、いつも笑顔です。とっくり木綿の幹ように膨らんだ愛情とトゲの様なしっかりした規律を持った明るい笑顔が集う家族です。コロナ禍ではありますが、笑顔でいれば必ず福が舞い込みます。なんくるないさ~と、前向きに笑顔で乗り越えましょう。