140円の養育費

アメリカ・テネシー州ノックスビルに住む29歳の男性が、21人もの子供の父親であることが判明しました。「いままで知られていなかったの?」とお思いの方もいることでしょう。そう、今まで本人以外は21人もの子供が彼にいることを知らなかったのです。この若さで21人もの子供がいる記録はアメリカには無く、記録的な子供の数といわれています。

しかし、問題はここからです。21人の子供がいることが発覚したきっかけは、別れた妻からの養育費の請求でした。なかなか支払いをしない男性に対して裁判を起こし、男性の素性を調べたところ11人の女性との間に21人の子供がいることが判明したのです。

この事がマスコミを通じて世間に知られると、地元民からは、「この男を去勢すべきだ!」との厳しい声も上がっています。

ノックスビルの法的機関では、この男性の給料の半分を全ての子供達のために強制的に分配するとしていますが、それでも子供一人に週140円程しか分配出来ません。この男性の元妻たちはもちろん大激怒。「こんな少額ではとても子供を養育出来ない。」と嘆いているようです。

この男性は、自身をワーキングプア(いくら働いても裕福になれない働く貧困層)だと言っている様ですが、だからといって子供たちの養育費を支払わない理由にはなりません。人生をかけて子どもたちのバックアップをし続けてほしいものです。

この話はあまりに極端ですが、日本でも離婚したカップルの男性側約4割が養育費を未払にしているようです。また、少額だったり、たまにしか払わないという事も多いようです。言い訳は「払う気持ちはあるがお金がない」「自分の生活が出来なくなる」等のようですが、親なら子供の為に寝食を忘れるほど頑張ってもらいたいものです。

どちらが悪くて別れたのか別として、養育費は別れた相手に払うお金ではなく我が子の為に払うお金です。あまり未払を続けていると給料を差し押さえられてしまう可能性だってあります。養育費を払って貰えず泣き寝入りするケースが多いようですが、催促しても全く払う誠意が見えなければ、一度弁護士などに相談してみるのも良いかも知れません。