広がる「善意の輪」

全国各地で広まっている「タイガーマスク現象」。昨年末のクリスマス・正月だけでなく、先日の各地豪雪被災者や宮崎県新燃岳噴火による被災者へも温かな「善意」が届けられている様です。何かと暗いニュースばかりの日本も捨てたものじゃありません。沖縄でも様々なタイガーマスク現象が起こっています。

① 那覇市、沖縄市、糸満市の児童養護施設3カ所に、「タイガーマスク」を名乗る人物から、ランドセルや現金のプレゼントが届けられる。

② 沖縄市知花の児童養護施設「美さと児童園」には、タクシー乗務員を介してランドセル1個と文具一式が届けられる。送り主は「ヒーローのともだちのおばちゃん」と名乗り、子ども達に向けて「君はヒーロー!学校で弱い子がいたら助けてあげて下さい」と手紙に書かれてあった。

③ 糸満市阿波根の児童養護施設「青雲寮」には、「伊達直人」を名乗る男性が訪れ電化製品専門店の商品券3万6千円分の入った封筒を手渡した。

④ 那覇市の石嶺児童園には「栖快都莉雄(すかいつりお)」と書かれた現金10万円と東京スカイツリーの写真の入った封筒が郵便受けに届いた。他散見

この様な「善意の輪」が広まっていく事はとても素晴らしく感動的です。しかし、今回の様にマスコミなどで報道もされず、昔から地道に善意を贈っている人達こそ、もっともっと尊ばれるべきです。一時的なお祭り騒ぎのブームではなく「堂々と自分の真意」から出来る範囲で善意を贈る。そんな人達がこれからも現われ、日本中を幸せな気持ちに包んでくれたら良いですね。  調査員S