エイサー

沖縄の夏の風物詩の一つがエイサーです。現在は観光や娯楽イベントとしての要素もありますが、本来は先祖を供養するためにお盆に踊られる行事です。エイサーは旧盆の送り(ウークイ)の夜に行われます。地域の青年団が旗頭を先頭に家々を回り、祖先の霊が無事にあの世(グソー)に戻れる事を祈願し、エイサーを踊ります。このようにして踊りながら練り歩く事を「道ジュネー」といいます。男性は太鼓を持ってダイナミックに、女性は太鼓を持たず琉球舞踊を基本にした優雅な踊りをします。

大きな祭りでは、各地の青年団がその地域伝統の曲と踊りを披露するので、地域ごとの違いを比較するのも楽しみです。