郵便切手の使い方

郵便料金にまで消費税が掛かるのは悔しく思いますが、昨年10月1日から郵便料金も値上げされました。郵便料金の変更前に買い置きしていた古い切手や官公庁への予納郵券の返還分など半端な額面の切手が、多量にたまっています。先日、内容証明郵便でそんな切手が使えると郵便局員さんから聞き持参したところ、現物を封筒に貼るのだとの事。それでは10枚ほどの切手を貼ることになります。私は、てっきり額面分の切手を窓口で受け取って、封筒には別納のようなシールを貼り発送するものと思っていました。多量の切手を貼った封筒では受取人にも失礼になるでしょうから今回は持参した切手は使いませんでした。郵便局員さんに詳しく聞いたところ、ゆうパックの送料としてなら、私が思っていたように切手が使えるそうです。また、切手やハガキの額面を変更するには、一枚ごとに手数料が必要になります。なんとも不合理さを感じませんか?

そして、同様に民営化された企業の矛盾を付け加えます。NTT固定電話の電話回線加入権のことです。現在でも新規でNTTへ電話回線を申し込めば加入権代が4万円程必要です。数年前は7万円程。昔の電電公社時代は15万円程でした。但し、電電公社時代は、電話回線を解約する時はその分が返金されていました。光回線が普及する前、企業は、ビジネスホンにそんな回線を多量に引き込み使用していました。そして、その加入権は会社の資産として計上されていますが、今では、換価価値は無くなっています。弊社にも休止通知書(電話回線の権利お預かりのお知らせ)がたくさん溜まっています。今後の使い途はあるのでしょうか?